• さいたま市南区産業道路沿いにある児童発達支援と放課後等デイサービス

    今年の2月にオープンし、早いもので5か月が過ぎようとしています。オープン時は緊急事態宣言下ということもあり、多くのお子さんたちと関わることが出来るか不安もありましたが、今では23名のお子さんが登録されており、平日は10名を超えるお子さんたちが元気に活動中です!

    ぼれろのプログラムで特徴的なものは「プロジェスチャー」と「脳バランサーキッズ」です。大画面をタッチしながら認知機能や社会性を身につけることができるゲームとタブレットで簡易的な能力判定が出来るゲームは毎日いろんなお子さんが楽しんで取り組んでいます♪デジタル機器は今やあまり多くを教えることなく未就学児も使いこなせるのがすごいところで…大人の方がついていくのに一苦労…。ん~時代ですね。

    今月はプロジェスチャーに「しゃぼん玉タッチ」という新しいゲームも追加され、しゃぼん玉をタッチしようと一生懸命遊んでいるうちに一人の手には負えなくなってきて、自然と他のお友達と協力しながらゲームをクリアするという流れも生まれ、「今は自分がやるんだ!」と独り占めしたかったお子さんも友達と協力することでさらに点数が高くなるということを体験できる機会にもなりました。

    他には、工作や調理が人気があります。宿題など勉強に向かうのはちょっと苦手…というお子さんも多いですが、得意なことなら集中して取り組むことができ、達成感を得ることが出来て次の活動に繋がる、そのような流れも大切にしています。

    ぼれろにある段ボールや画用紙、ガムテープ、空のペットボトルなどあらゆるものを使って「秘密基地」「武器」「ゲーム」などその時の発想を元に色んなオモチャが出来上がっていきます。小学生のお友達が作ったそのオモチャで未就学のお友達が遊んだり、遊び方を教えてあげたり、年齢や世代を超えて人との繋がりが自然と生まれていきます。

    料理に興味があるお子さんは、冷蔵庫の中身をみて「今日は何を作れるかなー」と職員と相談。お子さんが一人でもできる簡単な料理を作り、みんなに食べてもらって喜んでもらうという体験から自分に自信がついてきて、新しい環境へも慣れることが出来るようになってきています。

    中には、「外で身体を動かしたい!」と課外活動が大好きなお子さんもいます。天気がいい日はできる限り外へ出てお日様の光を浴びて散歩・公園へ行ったり、買い物練習をすることもあります。

    大人と手を繋いで歩く、という目的があるお子さんもいれば、自分で買い物をすることが出来るという目的のお子さんもいたり、中での活動もそうですが、「一人ひとりの実現したいことを見つけ、出来るように支援する」ということがぼれろの魅力だと思っています。

    そのため、毎日毎日が刺激的で活動内容も多岐に渡りますが、お子さんや保護者の皆さんが「今日は楽しかった(楽しかったのだろう)」と感じられ、「こんなことが出来たんだ!(出来るんだ!)」という成功や自信を持ち帰ってもらうことが私たちぼれろの職員の一番の目標であり、楽しみです☆

    来月からは夏休みが始まります。小学生のお子さんとは一日一緒に過ごすことが出来るとても貴重な期間だと思っています。「あんなことがしたい!」「こんなこともできるのでは?!」とプログラムを作っている時点で職員がワクワクしています。